FC2ブログ

トンネル見ると、しっぽピン!

近所の古いトンネル、橋など、「行ってみました!」記録です。 その他、うちのネコ日記など徒然なるままに。

五本松ダム(布引貯水池)


神戸市内、しかも駅から至近の地に日本を代表する土木遺産があります。
IMAGE0019_.jpg
とある映画を見ようと三宮へ行ったら、
予告ナシで上映スケジュールが変更になっていて見れず。
相方に子どもの世話をお願いして、わざわざ時間を作って来ているのに何たる仕打ち。
こんな映画館は廃れてしまえ!
ちなみに「シネ○ェニックス」です。

さて、どうしよう。
今から帰ると、家では子どもが昼寝中なので、物音で起こすとややこしい。

ちょっと時間をつぶそうか、
ということで、五本松ダム(布引貯水池)に行ってきました。
新神戸駅から徒歩1時間以内の至近距離にあります。

IMAGE0018.jpg
新神戸駅まで来ました。
三宮から地下鉄がありますが、徒歩でも行けます。節約節約・・・。

IMAGE0019_.jpg
橋を渡れば新神戸駅ですが、
あれ?

IMAGE0020.jpg

横坑か?

IMAGE0023.jpg
とりあえず、接近に問題はないようです。
GOGO!

IMAGE0024.jpg
当然ですけど、封鎖されてました。
作業用だからして、何の変哲も無いコンクリート坑門ですが、
よく見ると見事です。

後から塗ったはずの封鎖部分と、坑門部分の目地が一致しています。
こだわりの施工?

IMAGE0027.jpg
本坑との位置関係。すぐ右が新神戸駅です。
普通なら本坑坑口から土砂搬出するのでしょうけど、
高架になっているため、難しかったのでしょう。

IMAGE0028.jpg IMAGE0030.jpg
予定外の発見でちょっと満足。
さてさて、本来業務に戻りますか。

IMAGE0004.jpg
てくてく歩くと分かれ道。
昔は直進でも行けたようですが、今は進入禁止。
そこで右へ行くと、

IMAGE0002.jpg
明治33年竣工の砂子橋(いさごばし)
この橋を渡っていきます。

IMAGE0001.jpg
なんとか側面を捉えようとしましたが、

Image018.jpg
対岸からなんとか。
訪れた時期が悪いです(写真はちょうど1年前くらい)。

IMAGE0005.jpg
上の写真からお分かりいただけるかもしれませんが、ただのアーチには見えません。
いわゆる、変垂曲線のように見えます。
でも、変垂曲線は移動荷重を想定しているはずなのに、なぜ水管橋に採用されている?

IMAGE0009.jpg
IMAGE0008.jpg
砂子橋の先には、一風変わった形の取水堰があります。
円形の建屋そのものもいい雰囲気ですが、
丸いドームまで全て石で出来ています。

IMAGE0032.jpg
水量が増えるとこんな感じに。石組み堰堤の流水紋様はきれいですね。

IMAGE0012.jpg IMAGE0013.jpg
流れに沿って、そこかしこにちょっとした堰があります。

IMAGE0014.jpg IMAGE0015.jpg
「布引の滝(雄滝)」です。
今回の主役ではないので、さらっと行きます。

IMAGE0035.jpg IMAGE0038.jpg
「かずら橋」と名づけられていますが、
鋼索のつり橋に、かずらを巻きつけたものです。

IMAGE0040.jpg
IMAGE0041.jpg
さらに進むと谷川橋。大正初期のRCとのこと。
渓流にはアーチが似合います。

IMAGE0046.jpg
うっそうとした森をぬけると、

IMAGE0047.jpg
IMAGE0048.jpg
総石張り重力式ダムの五本松ダムです。
デンティル、帯石、笠石(ダム用語ではないかもしれませんが)と、
明治期の隧道に通じるものがあって好印象です。

Image0016_.jpg
なお、夢風船(ロープウェイ)からだと全景が見れます。
なかなか壮観です。
封建制度の時代から30年程度でこれだけのものをつくってしまう
明治の人たちは偉大ですね。

・・・。
今、気がついた。
遊歩道は川沿いですが、右岸の斜面に不自然な段差が。
見なかったことにしよう・・・。

IMAGE0049.jpg IMAGE0050.jpg
天端脇まで来ました。広場に説明板。石臼もおいてありました。
近世の六甲と言えば、水車小屋+石臼ですからね。

IMAGE0054.jpg IMAGE0055.jpg
越流放水路と、そこにあったポットホール?
放水路は明治44年頃築造ですので、
100年くらいでポットホールができたということですか。

この後、雨が降ってきました。
曇っていたので怪しいとは思っていましたが・・・。
さぁ帰りましょう。

IMAGE0059.jpg IMAGE0060_.jpg
銘板がありました。新しいものですが一応確認しときます。
ん?
IMAGE0061_.jpg IMAGE0062_.jpg
IMAGE0063_.jpg
仮設のトンネル!?
IMAGE0065.jpg
・・・。
湖岸をランニングして探せということか。

IMAGE0067.jpg
行きました。
すぐうっそうとした森になってしまい、
結局それらしいものは見つけられず。
この写真の場所のすぐ手前くらいの対岸に、
ちらっ、と怪しいガードレールが見えましたが、渡る手段なし。

IMAGE0069.jpg IMAGE0068.jpg
ここまで来たら、全施設を見て回りましょう。
これは、最上流部の堰堤(締め切り堤防)。右が上流です。 
普通は、川が直接上流から貯水池につながっていますが、ここはそうではありません。
堰堤で川を締め切り、
上流側の分水施設で、川の水を貯水池用と放流用に振り分けています。
放流用水は導水トンネルで先ほどの放流路につながっています。

IMAGE0071.jpg IMAGE0070.jpg
ちょっと分かりづらいですが、
川岸の遊歩道から放流路の坑口をのぞきこんだところです。

IMAGE0073_20090831015825.jpg IMAGE0072.jpg
IMAGE0075_20090831015826.jpg
で、これが分水施設の説明板。
さすがに現役施設なので、撮影に適したポジションが取れません。

IMAGE0076.jpg
ここまで来ると布引貯水池の最上流部です。
普通に紹介されている施設は全部見ましたので、今日はこれでおしまい。
今度こそ帰ります。

IMAGE0078.jpg
IMAGE0085.jpg
IMAGE0091.jpg
素直にもと来た道を引き返せばいいものを、
振り返ったら車道があったので、
楽が出来るかと思い、行ってみたらこれがまた厳しい道。

IMAGE0086.jpg
そりゃそうだよな。街がまだあんなに遠い。
それにしてもロープウェイ下のつり橋?はなんだ?非常用か?
むちゃくちゃ高いぞ。

IMAGE0089.jpg
途中で見つけた黒猫ちん。
ご飯はしっかり食べてそうです。

IMAGE0098.jpg
下界に無事下りてきました。
新砂子橋。あちらと対になっているわけですね。
ランガーともトラスとも言えるような、それなりに変わった形式のようです。

と、そこで相方から電話がかかってきました。
少し羽を伸ばしすぎたようです。
急いで帰らねば。
スポンサーサイト



  1. 2009/08/31(月) 03:11:43|
  2. その他土木
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<JR山陰本線 旧前山トンネル | ホーム | JR草津線油日~柘植間の煉瓦橋梁>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://karuo.blog79.fc2.com/tb.php/40-5fb3aa32
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

カテゴリー

おすすめ品

リンク

このブログをリンクに追加する

最近のコメント

FC2カウンター


無料カウンター

プロフィール

かるお

Author:かるお
旧道が好き。
人々が行き交った名残を感じるから。
峠道も然り。
人々の想いをそこに感じられるから。
隧道があればなお良い。
そんな場所へ
ふらりと出歩くバイク乗り。

ブログ内検索

RSSフィード